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タッタッ…
しばらく走って行くと、鈴が茂みに隠れている。
理『(敵…か?)』
気配を消して、鈴の元へ近づく。
理『鈴…敵でも見つかった?』
声を小さくして話す。
鈴『いや、敵じゃない。あれは…』
理『?』
鈴の視線の先、そこには…
『あっ、ちょうちょがいるよ~』
タッタッ…
『待て~』
ガッ
『はうっ!?』
何もないところでその子はコケた。
『うぇぇ~ひざ擦りむいちゃったよ~』
『…しかぁし!こんな事もあろうかと…』
ごそごそ…
『じゃじゃ~ん!絆創膏~』
理『………』
『フン♪フフ~ン♪』
……………
鈴『小毬ちゃんだ』
理『神キター!!』
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