東条零王、26歳。

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少しすると 亜姫が起きた しかも俺のことを全く覚えてないらしい。 「それにしても、 本当に覚えてないんですか、僕のこと。」 「はい。すいません…」 「そうですか。 じゃあ思い出すまでこのままですね」 「ちょっ…ゃ」 「耳を刺激すると 脳の運動が活発になると聞いたことがあるので」 耳を舐めたり甘噛みしてみたりする …まぁそんなこと聞いたことないが。 亜姫は耳が弱いのか 体をびくつかせ、小さな喘ぎ声も漏らしている 「まだ思いだせませんか?」 「えっとぅ…」 さらに追い詰めてみる。 頬を真っ赤に染めているのが堪らなくいい。  
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