東条零王、26歳。

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「婚約者は亜姫がいいです」 「ふーん。 いいんじゃない」 親の承諾を貰い 婚約者は亜姫に決定 次に亜姫のご両親に挨拶 「お久しぶりです。」 「零王君随分大きくなったなぁ」 「あれから10年たっていますからね 靖春さんは…」 「ははは、 年をとったと言ってくれて構わないよ」 ホテルの一室での挨拶 因みについ昨日10年間滞在していた米国から帰国 つまり俺は帰国子女になるわけだ 「ところでお嬢様との婚約者の件ですが」 「ん?あぁ、 零王君なら安心だから 亜姫を宜しくね」 「おまかせ下さい」 亜姫が俺の物になる。 そう思うと 頬が緩む 10年間待っていた 「ところで」 「何でしょうか」
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