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しばらくして目的地に着いた。
地面にはたくさんの石碑があり人の名前と年号が刻まれていた。
そこは見る形が無くなった墓地だった。
男はすぐ近くに穴を掘り、自分が砕き喰らった女性の首の残りを埋葬し始めた。
簡易な十字を作り、地面に突き刺した。
「必……ず……!」
男は声を絞り出しながら誓いを立てた。
必ず仇をとると…!
しかし、あの百獣の王の姿をした黒いモノどころか神と呼ばれるモノ達への対抗手段は自分には無い。
だが、男はたった一つだけ手段がある事知っていた…。
神に対抗する組織…フェンリルへの登録。
アラガミと呼ばれる神に対抗する者達…。
通称ゴッドイーター
自分がゴッドイーターになれば仇を討てる。
埋葬し終えると男は登録場所へ歩いて行った。
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