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~四年後~
フェンリル極南支部の事務員を担当している女性はデータベースからある適合者を見つけ出し連絡を始めた。
「支部長、照合データから極南支部での男性で唯一と成りうる新型神機の適合候補者を見つけました」
「そう、名前は?」
知的な女性の声と共に端末が操作され適合者のデータが表示される。
「誰一人して見つからなかった新型神機の適合者…か。ふふ、じゃ早速適合試験を受けて貰おうかしら」
知的な顔がゆっくりと微笑した。
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