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適合試験の通知を受けたマサツグはすぐにフェンリル極南支部へ向かった。
その支部では男女共に赤い腕輪を身につけており様々な人達がいた。
マサツグはその支部の訓練所に案内された。
「ここが…試験場か?」
周りを見渡したマサツグは信じられないようにキョロキョロした。
「待たせてしまったわね?ようこそ、我がフェンリルへ」
スピーカー越しに知的な女性の声が響いた。
「今から対アラガミ討伐部隊であるゴッドイーターの適性試験を始めるわ」
「肩の力を抜いたら中心のケースの前に立って神機の柄を握りなさい」
そう促され、マサツグは深呼吸を一つすると神機が置かれたケースの前に立ち柄を握り締めた。
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