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その頃の極東支部
「はぁ、全く楽じゃないよ。ヴァジュラの討伐なんてさ…!何であたしに廻すかねぇ」
切り揃えられた美しい黒髪を揺らしながら1人の女性が古風な口調で受付の女性と話している。
「そうは言っても単体討伐の功績がありますし…」
少し控え気味に受付の女性は答えた。
「はぁ…功績ってのも考えもんだね」
そういうとソファーに腰掛けた。
黒髪の女性の服装は遥か昔、忍者と呼ばれていた者達が着ていた物を映像資料を基に再現した物だ。
極端に露出が高いが着ている本人曰わく[一番動きやすくて機能的だから]らしい。
その美しい黒髪と鍛え上げられた抜群のプロポーションで男性陣は目のやり場に困っていた。
その彼女の名前はセツコ。
極東支部の主力である第一部隊に所属しており暗殺者のミッションネームを持つ。
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