第一神 喰神との適合

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「そんなに厳しくしてたら新入りがヘコんじまうぞ?」 そう言いながら、軽いノリを加えたような声で一人の男が近づいて来た。 「リンドウかい?新人だからって甘やかし過ぎてもダメだろう?この子に死んで欲しく無いからあたしは厳しくしてんのさ」 リンドウと呼ばれた男に視線を向けた後、セツコは新人のゴッドイーターの頭をポンポンした。 「相変わらずだな?オイ。うちの姉よりおっかねえι」 そう言うとリンドウはソファーに腰掛けた。 「ツバキさんにゃ負けるよ?厳しさじゃあね」 向かい側に座るとセツコは微笑した。 「新入りは?」 「ああ、訓練に行かせたよ。旧型の接近戦仕様ときたんだ。あたしよりツバキさんの仕事だよ」
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