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(っち、健気さをアピールして来やがった。ユーザーを騙すならまず見方からってやつか?それならこっちも)
「あぁ、そうなんだ。健気なんだね。俺は初音ミクオ。ミクちゃんとは兄弟みたいなものかな?よろしくね。俺はまだまだ歌は下手くそだから、先輩に色々教わりたいんだ。俺に色々教えてくれないかな?お兄ちゃん。」
にこやからにミクをかわせばそのまま先程倒れていたアイス野郎の手をぎゅっとつかみそのまま潤んだ瞳でアイス野郎を見つめ、そう言えばアイス野郎はまたくらりと倒れてしまった。
してやったり顔をミクに向ければミクはまた悔しそうに歯軋りをしてミクオをにらんでいた。
そして勝ち目がないと思ったのかそのままふいとどこかへ歩いていってしまった。
ミクオは自分の勝利を自覚すればにやりと笑い、ミクと反対方向へと歩いていった。
今回はミクオが勝った次はどちらが勝つ?
またそれは別のお話で。
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