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「そんな事より妹ちゃんを相手にしてたら、リアル鬼太郎みたいな奴に会って、君の前世は呂布だねって言われた!」
嬉しそうに話して来る霧墨さんを余所に僕は、無言でずっこけた。
僕が呂布じゃなかったのかよ…じゃあ、僕は董卓かぁ。
「妹ちゃんは董卓って言われてた」
どうやら、僕の前世は馬糞に下落したみたいです…。
今度あいつに会ったら、首を締めてでも僕の前世は劉備って言わせてみせる!
教室に着いたので、霧墨さんとはクラスが違うので、別れて僕は自分のクラスに入った。
「パッパラー! おめでとう、君は千人目のうちのクラスに入った方です!」
覆面を被った怪しい奴が拍手しながら近付いて来た…。
ウザったいから無視して、自分の机に着いて、覆面君の方を見ると悲しそうに入口の前で棒立ちしていた。
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