恐ろしき竜
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「うわー!」 少年は動けなかった。 恐怖したのだ。自分めがけ超スピードで落ちてくる巨大な瓦礫に。 「もうだめだ!」 少年と、彼の危機を見ていた人々が目を閉じた。少年は自分が潰されると思い、その恐怖で。周りの人々はそれを見たくなかったから。 だがしかし、少年は潰されなかった。 瓦礫は止められたのだ。少年もよく知る、緑色の戦士によって…… 「無事か少年?」
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