現実

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お姉ちゃんがトイレに立ったほんの少しの出来事。 優輝がぽつり、まだつたない言葉で言った。 『愛ちゃん…いらない。』 いつもはママの抱っこを、愛羅のオッパイが終わるまで我慢して、お兄ちゃんとして頑張っている優輝からの、そんな一言。 とても重くて切なくて。 私は思わず優輝を抱きしめた。
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