2章 侵入…

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「早く飛べ。」 拓郎が先に渡り、 手を伸ばす。 真奈美、麻衣、美幸が飛び越えた。 哲哉は違う場所から渡っている。 ザバーン! たかしが落ちた音だ。 「お前はホントだめだなぁ…」 浩平が飛びながら言った。 哲哉がたかしに手を伸ばしている。 拓郎も近づき手を伸ばしながら… 「これからプール入るんだし大丈夫っしょ!!」 顔がにやけている。 拓郎の後ろでは美幸と麻衣が腹を抱え爆笑していた。 「そんな笑わなくても…」 伸ばしている2人の手を掴みながら切なそうに言った。 「…せーの!!」 拓郎と哲哉が息を合わせたかしを引っ張りあげる。
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