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タバコを吸い終えると
哲哉が言った。
「夏だし!肝試し!!なんてやらない?」
「おっ!いーねー。」
「でも、どこで?」
哲哉が校舎を指さした。
「どうやって中に入る…?」
この学校は敷地内に入れば校舎の中にはセンサーはないが、
カギはかかっている。
さすがにガラスを割る気はないので拓郎が…
「じゃぁ明日にしよう。」
何か考えがあるのか言った。
「OK。じゃぁ忍び込んだら図書室で百物語しよ!」
と浩平。
「いーねー。」
「私、怖いはなし結構知ってるよ。」
麻衣が自身満々の顔で言った。
全員一致で百物語をやることに決まった。
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