2章 侵入…

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タバコを吸い終えると 哲哉が言った。 「夏だし!肝試し!!なんてやらない?」 「おっ!いーねー。」 「でも、どこで?」 哲哉が校舎を指さした。 「どうやって中に入る…?」 この学校は敷地内に入れば校舎の中にはセンサーはないが、 カギはかかっている。 さすがにガラスを割る気はないので拓郎が… 「じゃぁ明日にしよう。」 何か考えがあるのか言った。 「OK。じゃぁ忍び込んだら図書室で百物語しよ!」 と浩平。 「いーねー。」 「私、怖いはなし結構知ってるよ。」 麻衣が自身満々の顔で言った。 全員一致で百物語をやることに決まった。
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