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お店を出て、遥流斗と一緒に家へと歩いた。 私と遥流斗の家は、比較的、近間にある。 だから登下校も大概は一緒。 今日は、遥流斗が私の家まで送ってくれた。 帰り際、彼は私の耳元で囁いた。 「いいか? もうオレは学校へは行かないけど、オレとお前は、繋がってんだから…」 私は頷いた。 「将来、結婚しような…」 最後の言葉は聞き取りにくかったけど、遥流斗は、そう言っていた。 「じゃーなっ!!」 遥流斗は、両手を大きく振りながら、私の方を時折見ながら自分の家へと帰って行った。
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