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「おーすっ颯人いるか?」
朝、2-Dの教室で颯人の姿を捜すと颯人は自分の席でNPCをいじっていた。
いや、そもそもなんで学校にノートパソコン持ってきてんだよ。と言うツッコミはあえてしない方向でよろしく。
「お、タケシか。はよー」
颯人はちらりとコッチを一瞬見た後すぐに画面に顔を向け挨拶をした。
「なにしてんだ?」
「ん?これか?今、警視庁のHPにハッキングをかけて――どこに電話しようとしてんだタケシ?」
颯人が笑顔を引きつらせながら俺の腕をものすごい力で掴んできた。
「もしもし?警視庁ですか?お宅のHPハッキングされかけてますよー」
「だあぁ!まてまてタケシ!コレにはちゃんとした目的があるんだよ!」
「一応、聞いといてやろう。なんだ?」
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