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私はとりあえず、居心地の悪かった室内を飛び出し、外に出た。
―もう昼飯はどうでもいいや。
とにかく何か策を考えないと。
そう思い立ち、
幸い今日の授業は午前のみだったので、私は早々と帰ることにした。
―私の家は大学を出て10分くらい歩いたところにあるアパートである。
多少ボロいが、通学に非常に便利だ。
…そういうわけで、
私はすぐに家に着き、悶々と考え始めた。
―――
――
随分と考え込んだが、いい回避策は皆無だった。
今までああいったたぐいは上手く切り抜けてきたのだが、
流石に今夜となっては……。
しかも実際に予定は無いので断る理由もない。
あれこれシミュレーションするも、最終的に彼女らの押しに負ける結果となる。
――本気で困ったな。
どうしよう。
…なーんて堂々巡りをしてる間に、もう、5時。
向こうが指示してきた場所に行くには、もう出なければ間に合わない。
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