3匹のギャル

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「…………。」 …まあ、実は私は、 『あのさ』の時点で状況は完全に把握していた。 …合コンの人数合わせね、要は。 現れた時点で害のような彼女らだが… よくもまあ、なんとも面倒くさいことを突き付けて下さったな。 ミーコもアミも君も私は知らないし、『暇そうな』って失礼すぎるだろ。 私、今日はバイトあるんですけど。 つか話が長すぎ。無駄が多すぎるな。 少しは、ナイ頭振り絞って、きちんと文を頭ん中で構成してから口を開け。 ――とは当然、言えないわけだが。 でもとっとと断らないと、な… 「悪いけどきょ…「わぁ~っありがとう!行ってくれるんだぁ!!」 「…いや、だか「ほんと助かったぁ。あ、場所はねぇ……。」 …人の話聞けよ。 やっぱり強制参加かよ。拒否権すら認められてねーのか。 しかし、ヤツらの目が 「断ったりするわけないよな…?」 と言っている。 チキンな私がビビるには十分すぎる程の睨み。 ちょ、怖いって。 ――結局、私はしぶしぶ頷いた。 なるべく波風はたてたくない。 …しかも向こうは超強そうだし。 勝ち目無さそうだし。 何か起こったら面倒だし。 .
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