一章♯第一話♯

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王室 「「「失礼します」」」 キング「早かったな。早速だが年齢を教えて貰いたい。」 早速すぎるだろ、という思いは口には出さない。 リアード「俺が十六で、クロとショウが十九です」 二人を代弁していう。 キング「ふむ。書類と一致した。で、ショウ、クロは聖マリア魔術学園に通っているのだったな」 「「えぇ。/はい。」」 聖マリア魔術学園とは魔法を教える学校だ。 他にも魔術学園はある。が、聖マリア魔術学園がグロニアスで一番デカイのだ。 魔術学園とは15歳~20歳まで通わなければならない。 いわば義務教育だ。 一部を除いては、だが。 リアード「で、どうしたんですか?」 キング「うむ。マリア学園に反逆者がおるようでの。」 ショウ「な、サラまで呼ばなくても……」 キング「いつもの反逆者とは違うのじゃ。こないだな、ある街に反逆者がいてのA級ギルド、六店舗いってもらったのじゃ。 入れ」 .
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