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せいやくしょ?
「なんでこれを俺に出す?」
「これ本当は親が書かなきゃいけないんだけど家の親はアレだから一番年上の兄貴に書いてもらわなきゃいけなかったんだよ」
なーる
だから俺にね
「いやー
それにしても断られたらどうしようと思ったよ」
「………怖かった」
「アホ、俺だって一生懸命やってる奴の邪魔はしねぇよ。それに説得するためにあいつらも呼んだんだろ」
いまだ髪の毛が納豆で泡立っている猛とそれを見て大爆笑している翼、二人を見ておろおろしている優里
「あいつらもバカみたいに強いからな大丈夫だろう」
そう言いながら書類を書いてく俺
「よし!!私達も頑張るよ!!ね!!愛」
「ん………頑張る」
微笑ましいな
「出来た!!さぁ学校に行くぞ!!遅れちまう」
そうみんなに声をかけ外に出す。
俺も荷物を確認してっと……
ヒーロー規約第十七条
【敵ならばたとえ身内であろうとも情けをかけるな】
ちらっと見えたヒーロー規約第十七条
それが妙に頭に残った……
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