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食事は石焼きビビンバが出てきた以外普通だった。
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今の時間は7時15分
いつもより早く学校に行く準備が終わったから今テレビを見ている。
「そういえば兄貴!!私達ヒーロー試験受かったんだよ!!」
「…………すごいでしょ」
ヒーロー試験とは文字通りヒーローになるための試験。この世の中には怪物というか怪獣というかそういったものがいる。
そいつらはあまりにも数が多くて最初はヒーローが100人単位しかいなかったんだけどその多さに力がある人、才能がある人ならどんどんヒーローにしてしまおうという事になった。
だが試験は難しく 気持ち 強さ 賢さの三つを高いレベルで持ってないと受からない。
それに受かるって……
「そうか…頑張ったんだな。でも危険な事はするなよ」
恵末達は努力家だ。心配するだけ無駄だと思うが…
「で?チームは誰と組むんだ?」
ヒーローは基本チームで行動する。確実に怪物を倒すためだ。
「そう!!それがね!!チームは、なんとあの【ピンポーン】来た!!」
恵末はチャイムがなると同時に玄関に向かった。
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