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2999年12月31日
世界の人々は来るべき3000年を祝うため世界各地で大いに盛り上がっていた
それは、日本も例外ではなくいろいろな行事が行われていた無論、魔術を使って
この時、時凍 零時(ときとう れいじ)は両親と一緒に近くの神社を訪れていた
零時[父さん3000年まであと何時間?]
父 [後2時間だよ]
零時[えぇ~2時間もあるの~]
父 [何を言う俺と母さんが出会って記念すべき10周年まであと2時間しかないのだぞ]
母は父の横で頬を赤く染めている
そんな二人を零時は(いいなぁ)と思いながらこのままだと惚気話を聞かされると思い何か逃げる方法はないかと考えていた
その時、背後から突然声をかけられた
???[零ちゃん]
振り返ってみると自分より少し背が高い少女が立っていた
零時[焔ちゃん?]
焔 [何で疑問系なわけ💢]
零時[えっ、い、いやだって]
少女の名前は炎上 焔(えんじょう ほむら)零時の一つ年上の幼なじみである
焔 [だって何よ]
零時[そ、それは]
それは、活発な焔が浴衣姿で登場してそれが、似合っていたからだが・・・それは恥ずかしくて言うことができない
零時がそんな事を思っていると 焔の後ろから声がとんできた
???[きっと焔の浴衣姿に動揺してんだよ]
焔 [お、お兄ちゃん]
零時[豪華くん!!]
声の主は焔の兄である炎上 豪華(ごうか)零時より2つ年上である
炎上家と時凍家は家族ぐるみの大親友であり零時・焔・豪華も小さなころから一緒に遊んでいた。
豪華[零時・焔ちょっと向こう行こうぜ]
零時は親に許可を得て3人で、神社の裏側の茂みに入って行った
豪華[さて、零時お前魔術使えるようになったか?]
零時[・・・・・・]
焔 [何、あんたまだ魔術使えないの?]
焔は馬鹿にする様な口調でいった
零時 [・・・うん]
零時はかなり悔しいそうに答えた
焔 [仕方ないわね、私が手本を見せてあげる]
焔は自慢気そう言うと手のひらをかざした すると 手が少し輝いて続いて読む事ができない不思議な文字が出てきたそして
零時[!!!]
焔の手のひらの上に小さな火の玉が現れた
焔 [ほら簡単でしょ]
零時[やってみる]
豪華[まず魔術の型のイメージを考えてそれを手のひらの上に集中させる]
零時は言われた通りにやってみる
すると手のひらの上に小さな火の粉が出現し散った
焔・豪華[できた!!]
その時、世界は3000を迎えた
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