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「!!君は・・・?」
隊員はびっくりしていた。
どう見ても15、6歳にしか
見えない少年がこんなに
大量にいた魔物を一発で
仕留めてしまうなんて・・・。
「俺は【皇帝】だ。
『神の加護』」
皇帝と名乗る少年は
手を隊員の怪我にあてた。
すると、たくさんあった
傷がどんどん消えていった。
「皇帝様!!ありがとう
ございました!!あなた様
が助けにきてくれなければ
俺たちはダメでした。」
隊員がそういうと皇帝は
何も言わずに消えた。
ただの魔物の暴走だと
思われていたこの事件
がことの始まりだとは
誰も気づいていなかった。
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