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「なんで貴方は知らない子にそんな風に話しかけれるんですか?チャラいから?あたしチャラい人嫌いです。」
「俺、チャラくないから。誰にでも話しかけてるわけじゃないし。亜依ちゃんだから話しかけてるんじゃん。」
胸が熱くなった。
鼓動が速くなっておさまらない。
顔に熱が伝わっていく。
「で、でもあたし急に馴れ馴れしくされてもどうしていいかわかんない。」
顔を真っ赤にしながら言うと、
「俺と友達になってよ。亜依ちゃん。」
「うぇ?」
「あはは。俺別に怪しくねぇーし。亜依ちゃんがよければでいいからさ。」
あたしに話しかける瞳が優しくて。
「友達ならいいよ。」
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