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それからあたし達は毎日連絡を取り合った。
仕事帰りにご飯に行ったり、休みの日は買い物したり。
まるで恋人のように。
「そーいえば、龍也って仕事何してるの?あたしそんなこともまだ聞いてなかったよね。」
「俺言ってなかったっけ?」
「え~。知らないよ。聞いてない~。」
「ウッソだ~!!亜依が忘れてるだけだよ。」
「ぶ~。焦らさないで教えてよ!!」
二人を沈黙が包む。
龍也は黙ったままで。
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