とある学校の身体検査(システムスキャン)

3/4
前へ
/186ページ
次へ
『カチッ!カチカチッ!』とプールの水は音を立てて固まってゆく… 全てのプールの水が氷へと代わった瞬間 『そこまで!! 最低冷却温度、-121℃ 平均冷却速度、毎秒約14,6立方メートル 総合評価大能力者(レベル4)!!』 周りにいた生徒たちがどよめく。 どよめくのも無理も無い、 なかなか見れない冷凍能力(クライオキネシス)であり その中でも特殊な 【手を触れないで物を冷却】出来る。 しかも大能力者(レベル4)となるとおのずと視線が集まる。 【今日は昨日のあれで異常に疲れたな…もう少しで強能力者(レベル3)に落ちてたな…】と零治は内心ひやひやしていた。
/186ページ

最初のコメントを投稿しよう!

340人が本棚に入れています
本棚に追加