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『今までの君は冷却能力者(クライオキネシスト)だと思っていた。
だが君は魔術と混ざって
本当の能力が発現したようだ。
魔術と混ざって覚醒なんて…
こんな例は零治が初めてだよ。』
木佐木博士は笑う。
『木佐木博士!!俺の、俺の能力はどうなったんですか!?』
〔焦るな〕と博士は手を零治の前につきだし、話を続ける。
『君も知っての通り、能力者は1人1つしか能力を持てない。
冷却能力(クライオキネシスト)は君の本当の能力の応用と言うか基本だ。
君の本当の能力は"エネルギー交換"なんだよ。』
『エネルギー交換??』
『一方通行(アクセラレータ)を例に挙げると分かりやすいかな…
特殊能力型だよ。
君の……能力は
これから
【相力交換(フェイズバーター)】と呼ぼう。』
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