出発

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窓を開ける。 清々しい鳥の鳴き声と、降り注ぐ陽光が心地良い。 ネロ「ふむ、良い朝だな」 シエル「…そうですね」 ネロ「どうした、何か不服そうだな。この素晴らしい朝に如何なる文句が…」 シエル「違います!何で私がおばあさん役なんですか!」 ネロ「年齢だ」 シエル「なおさら不可解です!アーパー吸血鬼の方が年上じゃないですか…」 ネロ「ふむ…。実は真相は他にあってな」 シエル「でしょうね。何でです?」 ネロ「作者はめるてぃぶらっど、と言う格闘物のバーチャルファイトで貴様に負け続け、腹いせに嫌な役を押し付けたらしい」 シエル「…」 ネロ「待て。黒鍵を構えてどこに行く」 シエル「ちょっとそこまで」 ネロ「落ち着け。貴様には洗濯と言う重大な使命が…」 シエル「貴方に任せます。さて、行きますよ、セブン」 ネロ「何と言う事だ…第七聖典まで持ち出すとは…犠牲となる者に、永久の冥福を…」 そして、ネロは芝刈りと洗濯を任されてしまいました。 頑張れネロ。 ネロ「さぁ、行くぞ」 ネロは愉快な仲間達と共に、仕事へ出かけました。
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