47人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
窓を開ける。
清々しい鳥の鳴き声と、降り注ぐ陽光が心地良い。
ネロ「ふむ、良い朝だな」
シエル「…そうですね」
ネロ「どうした、何か不服そうだな。この素晴らしい朝に如何なる文句が…」
シエル「違います!何で私がおばあさん役なんですか!」
ネロ「年齢だ」
シエル「なおさら不可解です!アーパー吸血鬼の方が年上じゃないですか…」
ネロ「ふむ…。実は真相は他にあってな」
シエル「でしょうね。何でです?」
ネロ「作者はめるてぃぶらっど、と言う格闘物のバーチャルファイトで貴様に負け続け、腹いせに嫌な役を押し付けたらしい」
シエル「…」
ネロ「待て。黒鍵を構えてどこに行く」
シエル「ちょっとそこまで」
ネロ「落ち着け。貴様には洗濯と言う重大な使命が…」
シエル「貴方に任せます。さて、行きますよ、セブン」
ネロ「何と言う事だ…第七聖典まで持ち出すとは…犠牲となる者に、永久の冥福を…」
そして、ネロは芝刈りと洗濯を任されてしまいました。
頑張れネロ。
ネロ「さぁ、行くぞ」
ネロは愉快な仲間達と共に、仕事へ出かけました。
最初のコメントを投稿しよう!