鬼々島に向けて

2/5

47人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
志貴は仲間を探す旅に歩き疲れ、川下の茶屋でしばしの休息を取っているところでした。 ヒスイ「志貴様、お茶とお団子です」 志貴「…」 ヒスイ「…?どうかしましたか?」 志貴は戸惑いました。 何故俺の名前を? 何故メイド? 考えても仕方がありません。 とりあえず団子を食う事に。 志貴「…」 志貴はまたしても戸惑いました。 紫色の団子を前にしてはさすがにビビります。 (だけど残すのもなんだし…。) そう思った志貴は、意を決して食べる事にしました。 と、そこへ…。 サツキ「遠野君、遠野君。お腰につけたきびだんご、1つだけ私に下さい!」 どうやら仲間フラグがたったようです。 しかし、またまた志貴は苦悩します。 何の動物か解らないのです。 志貴「…」 わずか3つしかないきびだんごを、ここで使用してしまっといいのか…? そう思った志貴はとりあえず、きびだんごと見せかけてヒスイ団子を与えてみました。 志貴「はい、どうぞ」 サツキ「はぅっ…遠野君っ…これは…」 …。 まあ、いいか。 志貴「お代は?」 ヒスイ「指チュパ10分間頂きます」 志貴「おk把握」 志貴の仲間探しは続く…。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加