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この時が、
ずっと続いていくと
信じて疑わなかった。
君の唇に
僕の唇が、重なって。
その瞬間、
君をもっと
愛おしく
感じたんだ。
温かかった唇が、
冷たくなったと
感じ始めたのは
いつからだっただろう。
もう戻らない、幸せ。
もう戻れない、二人。
キスの温度が、
君の気持ちを
表してるようで、
怖かった。
…怖かったんだ。
僕は独りで
ここにいるよ。
今も忘れられず、
ここにいるよ。
君は
もう戻らないけれど。
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