少年、ゲートに入る

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レオスは、あの事件のあとに、母親の実家に引き取られていた。それでレオスはあの事件のことは、何も覚えてはいないのだ。レオスは、父親はどこにいるのと、実家のおばさんに問掛けても何も答えてはくれずにいたのだ。その理由は、父親はこのレオスの母親殺害事件で、犯人扱いされてすでに殺されてたのだ。 それのことを聞かされることなく時は流れ、レオスは18歳になっていた。 18歳になったレオスは、鍛錬を重ねてそこら辺の軍人には負けないくらいの力をつけていた。 そんなレオスはある日、こんなことを思いついた。(あのゲートの先の龍界はどうなっているんだろう?見てみたいなと。)ただし、今ゲートは魔王軍が守りを固めている。なぜ、魔王軍が固めているのかというと、レオスの両親殺害事件のあとに、人間界と龍界で戦争がおきたのだ。 ただ、その戦争を待っていた魔王(シン)は、人間と龍人族にそこで両方に深刻なダメージをあたえたのだ。ゲートはその時に、人間と龍人族が手をくんで、反乱を起こさないために、このゲートが作られたのです。 その前にレオスは、自分の得意とする双剣(雷と時雨)を携えて、ゲートの近くの茂みに隠れていた。
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