少年、ゲートに入る

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茂みに隠れてたレオスは、ゲートを守っている魔王軍の兵士達を見た。 レオスは兵士達を見て、(兵士は、長刀を持った軽装の兵士が2人、ゲートより少し離れた所に小刀を持っている弓兵が2人か~、う~ん)といいながら、レオスは考えた。 (今の人数ならば勝てなくもないけど、見張りはあれだけか?いくらなんでもゲートを守っている守備部隊にしては少なすぎるな。)と言いながら敵兵を見ていて、しかしレオスは、(ま、敵が増えたらその時だな。だが、戦うならば夜襲を仕掛けた方がいいな。)と言ってレオスは、その場で眠りについた。 レオスが、寝てる間にゲートでは動きがあった。レオスは気づいていなかったが夕方らへんに、1人の魔王軍偵察隊の奴が来てこう言った。(先ほどこの近くに住んでいる住人から報告があって、双剣を持って鎧を着た人間でもない、魔王軍や龍人族の軍人ではないといっていたのだ。)と、その偵察兵が言うと、それを聞いた剣士は、(全体集まれ。)と言うと、まわりを守っていた弓兵は集まって来た。 弓兵は、その集合をかけた剣士に(いったいどうしたのですか?)と尋ねると剣士は(どうやら、この周辺に武装した奴が潜伏しているという情報が入った。)と言った。
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