少年、ゲートに入る

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その言葉を聞いた弓兵は驚いて(そんなバカな⁉そんな気配は全然なかったのに)と弓兵が言うと、剣士は(敵はかなりの強敵だぞ、俺達魔族に気づかれないで今も、この周辺に身を隠しているのだからな。) そう言って、ゲートを守る守備部隊の隊長は少し考えた。そして、隊長はこう言った(これだけの強敵に、我らだけで挑むのは危険だ。至急守備大隊長のアウル様に知らせて、増援の要請を頼む)と隊長が言うと、偵察兵は(ハッ、さっそくアウル様にこの知らせを伝えて参ります。)と言って、偵察兵は馬に乗りその場を後にした。 偵察兵がアウルのところについたのは10分位でついた。偵察兵はすぐにアウルの元にいき、(アウル様報告がございます。)と言うと、何やら会議をしていたアウルは、(なんだこんなときに、ま~よい言ってみよ。)と言うのを聞いた偵察兵は(ハッ、ゲート守備部隊隊長からの伝言です。)と言うと、アウルは顔色を変えた。 (ゲートから、なんと申しているのだ。)と聞くと、偵察兵は(ハッ、隊長からの話しによると、ゲート周辺に我々が探知できない敵が潜んでいるという報告がありました。)と言った。
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