ゲートの前の少年の過去

6/8
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
夜になりアウルはいよいよ作戦の実行に移った。 まずは、家に入って少し奥に入ったところにいたレオスとその母がいて、アウルは母の方に向かっていき、母を殺害した。レオスの目の前で。 いきなりの出来事にレオスは混乱していた。(なぜ?なんで母さんは動かないの?・・・嘘だよね母さん(涙))そういっているレオスにアウルは目標をレオスに変えた。(悪いな坊主、これも我が主のためなんだ。恨むなよ)と、アウルがいい腰にある長刀に手をかけて、それを抜き(あばよ坊主。)そういうとレオスにむけて一直線に振り下ろしてきた。 レオスは長刀が向かってきてるなかこう言った(お前が母さんを殺したな)そういうと自分に向かってきている長刀を素手で受け止めた。それをみたアウルは(バカな⁉こんな子供に我が太刀筋が受け止められるはずがない)と言ってレオスを見てアウルは気づいた。(なんだこの子供、さっきとは目の色ちがう。それにこの目は龍人族の⁉バカなさっきまではまるで人間だったのに。)とアウルがいうとレオスが口を開いた。 (お前か、俺の方を蘇らせてくれたのは。クク)と言うと少年はクスクスと笑いだしたのだ。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!