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ガチャッ…
王子が1つの扉を開けて、百合もそこに入るように促す
百「保健室…」
そこは白一色で統一された家具がそろっており、微かに薬品の臭いがする保健室だった…
誰が休んでいるのかベッドのカーテンはしまっているが、保健の先生は、不在のようだ
奈「君、こっちに座って?」
キョロキョロしていると王子が長椅子に促すので、大人しく座った
奈「傷の手当てするから、眼鏡外して貰っていいかな?」
綺麗な笑顔で聞いてくる王子…はい、かっこいいです////
てか、傷の手当てって!王子が私の傷をですかッッ!!
百「いっいやいや!いいです!!」
首と手をブンブン振って否定すると、王子はシュンとして子犬のような目で見つめてきた
奈「見ず知らずの男なんかに……手当てなんかして貰いたくないよね…」
今にも泣きそうな雰囲気をかもしだす王子様
百(どっどうしよう…💧)
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