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百合が何も言わずに、どうしようか困っていると
ポロッッ…
ついに王子の瞳から涙が溢れだした…
百「えっ…ちょっと…」
百合がオロオロしている間にも王子の瞳からは、止めどなく涙が溢れ出てくる
百「どっどうして泣いてるんですかぁ…?」
こんな場面を王子のファンの子に見られたら、とんでもない!
奈「だって君…僕なんかに…手当てして欲しくないんだよね…なんか…勝手に手も引いて来ちゃったし…嫌われ…ちゃったよね…」
王子なんか勘違いしてる!?
百「ちっ違いますよ!ただ、私の顔は汚いから王子の綺麗な手が汚れてしまうんじゃないかと…」
百合が慌てて弁解すると王子は、チラッと顔をあげて「ホントに?」と聞いてきたその姿がなんとも可愛い////
百「ほっ本当です!!」
奈「そっ?じゃあいいや。早く眼鏡外して?」
王子はニコォッと笑って言った
百(あれっ?さっきまで泣いてたよな…?)
王子の切り替えの早さに驚きつつも、言われた通りに眼鏡を外した
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