*Ⅱ~王子様のお気に入り~*

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百「なっ…えっ!ちょっと王子!!」 余りに王子が近づいて来るからパフンと長椅子に倒れ込んでしまい、両腕が細い王子の腕一本によって拘束されてしまった… 以外に力の強い王子 百「離して下さいぃ!////」 いくら力を込めてもピクリとも動かない… 奈「うっせぇ黙っとけ」 百合の制止も虚しく、王子の手によって百合の前髪がかきあげられた 奈「………。」 腕の力は緩めないが、百合の顔を見て、固まってしまった王子 百(やっぱり…) 元々ぼやけてた視界が涙がたまった事により、さらにぼやけてきた .
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