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百「こんな顔…醜いですよね…」
たまらず溢れてきた涙が頬を伝う…
百「ウッ……ヒック…」
溢れ出す涙をぬぐうこともできずに、泣いていると、上半身が持ち上がり、ふんわりと温かいものに包まれた…
その衝撃に、百合の動きも涙も瞬時に止まってしまった
百「王…子……?」
奈「奈生…」
百「えっ…?」
奈「俺の名前は如月奈生!そん位知ってんだろ?で?お前、名前は?」
百合を体から少し離して別人じゃないかと思われる程の口ぶりで話す王子こと、如月奈生
百「えっと…合河百合です…」
奈「ふーん百合ね…お前、俺のお気に入り決定☆」
百「へっ?」
まったく意味が分からなくて困惑していると、奈生によって、また上半身が長椅子に倒された
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