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二人のお母さんとあたしのお母さんが学生時代の友達で、偶然 お向かいさんになったのが15年前。
6歳だった愁ちゃんと、4歳だった陸とあたし。
あたし達はいつも一緒。
愁ちゃんは優しいお兄ちゃんで、いつも あたしを守ってくれた。
陸は意地悪で イタズラばかりしてて、よく おばさんに怒られて泣いてた。
あたしは一人っ子で、淋しがり屋で、泣き虫だった。
別々の高校に進み、それぞれ卒業して 今は3人共、同じ大学に通っている。
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