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「今日の時間割は・・・っと」
何処にでもあるような道路を一人の青年が歩いている。
彼がいるこの世界、フィルティーは化学が発達していない自然が多い世界である。
「げっ、一時間目から能力の授業かよ・・・」
フィルティーには数億の精霊がいる。
そして、フィルティーでは生まれながらにして精霊の加護を承けるため一人一人様々な能力を持っている。
そのため学校でそれを制御するための授業を行うのである。
「はぁ~・・・今日の授業サボろうかな~・・・」
その時、後ろから
ドンッ
「な~に朝から暗い顔してるのよ!ほら学校行くよ!」
「オイッ!ちょっと待てよっ!引っ張るなよ!離せって!!」
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