February

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『卓も梓もめちゃくちゃいいヤツだからお互いなかよくしろよ?』 私とたっくんの肩をぽんぽんし笑う大和。 『……あ、よろしくね?』 人見知りの私には簡単に仲良くしろなんて言われても無理だった。 なんか見た感じ相手も 『あ、はい。 か…神崎さん』 かなりの人見知りだ。 『下の名前で呼べばいいのに~っ!』 私ではなく、大和が言った。 『はっ?!』 私は大声を出しながらで大和を見た。 その時…─ 『あずっ☆』 まだ大和ともたっくんとも知り合いじゃないヤヨがやってきた。 なんか気が楽になった。 『ヤヨっ♪』 『誰?だち?』 私に問う大和に 『うん♪ 小嶋 弥生ちゃん。』 『ど~もお♪』 ぺこりと御辞儀するヤヨは私に腕を絡めた。 『で、幼なじみの本田 大和と… 今知り合いになったばかりの山口 卓くん。』 同じように御辞儀すると、ヤヨは 『山口くんはたっくん。 本田くんはやまちゃんって呼ばせて?』 と速攻であだ名を作った。 しかもちょっと古典的な。 『やまちゃん……って じゃあ俺は小嶋さんをこっちゃんって呼ぶわっ☆』 やまちゃんとこっちゃんの間であだ名のつけ合いが始まった…… まあ、やまちゃんはその日のみで終了したが…笑 .
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