プロローグ

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カタ……コト……カタ…コト…   老人「おかしいのぉ~。最近いつもこの調子じゃ。」   何もない空間の中に一人の老人ととても大きな木製の時計がある。   しかし……   最近しっかり時を刻めなくなってしまったらしい。   老人「ちゃんと直しておるのだがの~。どこかで何かがおこっているか……」   真剣な面持ちで考える。   老人「ん~~まっ心配はないか。歴史が変わることはまずないしの。」   ガチャ……   どこからかドアの開く音が聞こえる。   子供「おじちゃ~ん。本読んで~」   老人「おぉ、今行くから待っておれ。」   すると老人は姿を消してしまった。
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