理解者とフラッグ

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私には一人、理解者がいる。 どこを行くにも一緒だし、何を話すにも、どんな相談をするにも“理解者”がいればそれでいい。 狭い世界にならないのかと問われても、周りはフラッグしかいないのだ、私には理解者が“理解者”しかいない。     理解者に一度、フラッグの話をしたことがある。 でも理解者にはフラッグが理解出来なかったようで、適当な返事で話を流されてしまった。 ちょっと腹が立ったけど、仕方ない。霊感みたいなもので、理解者にはフラッグが見えない体質なのだろう。
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