深夜

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僕は独占欲が強いのかなぁ… ゆのが誰かのことをぎゅーしたりしてる考えをすると、胸がずきずきしてたまらなくなる そして頭は真っ白になって、誰よりも誰よりも、ゆのを強くぎゅーしたくなっちゃう… 「…うん…怖い夢…見た」 僕はわざと嘘をつく そんな不安そうな顔をしているだろう僕の頬にゆのはまた優しく触れて、抱きしめて、キスをして… 「…俺がいるから、安心して、ずっと俺はじぇじゅんのそばにいるから、離れないから」 ─────俺がいるから 離れないから───── 僕はゆのの言葉に心をうたれた 今夜は、安心していい夢が見れそうな気がする… *
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