非日常的な日常
6/9
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
31人が本棚に入れています
本棚に追加
/
72ページ
時が経つにつれマルクは上手い盗みを覚え、それで空腹をなんとかしのいでいたのだ。幸いにも足も速かったから、捕まることもなかった。 少年は清らかなその心に、次々と罪を重ねる。いつしか抱いていた罪悪感も消え去った。罪の意識もわからなくなる程、マルクは生きることに必死だった。 盗まなければ、死ぬ――……。 その本能だけが、彼を盗みに駆り立てていたのだ。
/
72ページ
最初のコメントを投稿しよう!
31人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
74(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!