3107人が本棚に入れています
本棚に追加
この力が体に馴染んだせいなのか、全ての力を解放しても翼が二枚になった。
まあこっちの方が動きやすいしかっこいいな。
八枚もあると邪魔だし。
あとは、何故か髪の毛が少し伸びるようになったんだよな・・・・。
俺、ロン毛は似合わないんだけど。
・・・・って、そんなことを考えている場合ではない。
「さてと・・・・今度こそいくぜ」
体を起こした俺は、足を動かしてバジルに向かって歩きはじめた。
歩きながら軽く剣を振ると、衝撃波が発生して小石を吹き飛ばす。
「ほう。一気に力が上がったな」
「フン」
俺はバジルの言葉を鼻で笑うと同時に、一瞬でバジルの前まで移動する。
そして、両手で握っていた光刃刀を一気に振り下ろした。
それに合わせて、バジルは右腕を振り上げてくる。
最初のコメントを投稿しよう!