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でもここは冥界。
俺の推測が正しければ、体が消し飛ばない限り死ぬことは無いはずだ。
酸素なくても生きていられるし、関係あるかはわからないけど、混沌完全覚醒の心臓の痛みも起きない。
あれはマジで死ぬ・・・・というか死んだからな。
まあ・・・・そんなことはどうでもいいか。
どうせ俺の技であの技は消し飛ぶんだ。
それほどまでに、この技の威力は高い。
体勢を変えずに魔力を込めていたため、光刃刀が強烈な光を発していた。
・・・・完璧だな。
「おいバジル。こっちは準備できたぜ」
不意打ちなんてする気は無いからな。
「そうか。我も今完成したところだ」
バジルの巨大な球体は、さっきよりも遥かに大きくなっている。
どうでもいいけどな。
俺とバジルはお互いに口元を緩めると、技を発動した。
「神魔滅衝波!【しんまめっしょうは】」
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