進撃

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「この!」 クソッ・・・・なんなんだよ全く! バジルが仲間になってから暫く進んだら、いきなり敵の数が増えやがった。 狼男、バンパイアみたいな妖怪が、数多く襲って来る。 「おらぁ!」 俺は思いっきり剣を右に振り抜き、三体の吸血鬼を斬り飛ばした。 「どうなってんだよ!? これじゃいつまで経っても、冥王のところまで辿り着けねえじゃねえ・・か!」 襲いくる敵を払いながら、ヴィルダムに文句を飛ばす。 「俺に言うな! 冥王に近づけば、その分敵も増える!」 ヴィルダムも、俺と同じように敵を次々と倒しているが、それでも敵の数は減らない。 でも今の発言で、もうすぐ冥王にたどり着くって事はわかった。 だったら・・・・ 俺は剣を鞘に納め、視界を埋め尽くすような膨大な数の見据える。 「神魔滅衝波ぁぁぁ!」
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