3107人が本棚に入れています
本棚に追加
「この!」
クソッ・・・・なんなんだよ全く!
バジルが仲間になってから暫く進んだら、いきなり敵の数が増えやがった。
狼男、バンパイアみたいな妖怪が、数多く襲って来る。
「おらぁ!」
俺は思いっきり剣を右に振り抜き、三体の吸血鬼を斬り飛ばした。
「どうなってんだよ!? これじゃいつまで経っても、冥王のところまで辿り着けねえじゃねえ・・か!」
襲いくる敵を払いながら、ヴィルダムに文句を飛ばす。
「俺に言うな! 冥王に近づけば、その分敵も増える!」
ヴィルダムも、俺と同じように敵を次々と倒しているが、それでも敵の数は減らない。
でも今の発言で、もうすぐ冥王にたどり着くって事はわかった。
だったら・・・・
俺は剣を鞘に納め、視界を埋め尽くすような膨大な数の見据える。
「神魔滅衝波ぁぁぁ!」
最初のコメントを投稿しよう!