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一瞬で混沌完全覚醒まで移行し、その莫大な力を光刃刀にこめ一気に解き放つ。
鞘から刀身が抜け出た瞬間、一瞬にして光が視界を包み込み、数千といる敵を飲み込んでいく。
光が消えて景色が見えるようになるころには、敵は綺麗さっぱり消えていた。
「我ながらすげえ威力・・・・」
自分の技に感心して、剣を納めながらそんなことを呟いてしまう。
「ナルシスト・・・・」
「自意識過剰・・・・」
その時、ボソッと小さな声が二つ。
「んだと、ラミール! ヴィルダム!」
俺は当然のように、食ってかかる。
「というより馬鹿だね」
「バジルてめえ!」
俺の姿を見てそう言ったバジルのむなぐらを掴み、ブンブンと振り回した。
「遊んでるところ悪いけど、冥王のいる場所はもうすぐそこだよ」
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