地上軍vs冥王軍

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「フフ・・・威勢の良い方だ」 セルヴは相変わらず、ニコニコと笑っている。 「ですが、お仕置きが必要ですね」 しかし次の瞬間、セルヴの表情は一変した。 睨まれただけで、巨大な闇に包まれたような恐怖に襲われる。 背中には鳥肌が走り、体からは冷や汗が一気に吹き出した。 セルヴは腕を振り上げ、さっきとは違う邪悪な笑みを浮かべる。 その腕はゆっくりと私に向けて振り下ろされた。 ・・・全然速くないのに。絶対避けられるのに。 体が動かない。 セルヴの赤く変化した目を見ていると、金縛りにあったように動けない。 「はあぁ!」 腕が私の頭に当たるかどうかの時、私は白光完全覚醒の魔力を全身から一気に放出した。
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